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IP型FM基地無線装置

【IP型FM基地無線装置】

装置内にIP基盤を実装したFM基地無線装置です。

(別途IP変換装置を設置する必要はありません)。

IP網を経由してIP型遠隔制御器(IP型子制御器からIP型FM基地無線装置を制御することができます。

※新スプリアス規格対応済

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【IP化するメリット・特徴】

特徴1.最大32か所の接続が可能

・基地局、遠隔制御器などネットワーク内に最大32か所の装置が接続可能です。

・回線を制御する為のサーバは不要です。

・1回線あたりのパケットサイズは、93.6kbpsの帯域が必要です。

※n台のスプロテグでシステムを構築する場合、93.6kbps×(n-1)の帯域が必要となります。

※無音時のパケットサイズは、29.6kbps

特徴2.回線制御装置が不要でコストダウン

・実装されているIP基板だけで、回線制御装置の役割をしますので、機器費や機器運用費などが必要なくなりコストダウンになります。

特徴3.保守が容易で安心

・オプションの監視制御装置を利用することにより、どのスプロテグのどの部分に障害が起きているのかを監視することが可能です。

・ネットワークからWEBブラウザにより遠隔設定が可能です。

特徴4.遠隔地や無人箇所でも監視制御装置での監視が可能

・オプションの監視制御装置を利用することにより、どこで障害が起きているのかを監視することが可能です。


【装置の概要や対応可能範囲等など】

60MHz帯、150MHz帯、400MHz帯の周波数にて製作可能です。定格送信出力は、1W、5W、10W、のいずれにも対応できます。また、150MHz帯は25Wが可能です。

電源はご指定により、DC+13.8V、DC-24V、DC-48V、AC100V、AC200Vのいずれかで使用できます。

通信方式はプレストーク方式です。

構造はスリムラックで、幅260mm、奥行260mm、高さ1800mm。架内に無線機現用予備の送受信部と電源部を実装しています。最大8台の遠隔制御器を接続することができます。

設置場所に応じて、チャンネルベースやブランクボックスを取り付けることも可能です。また各種オプション基板を収納して機能アップを行うこともできます。

*新規ご購入時にはお客様のご要望に合わせた仕様にするため、仕様打合せをさせていただきますのでご安心ください。


【製品仕様】

・周波数:60MHz/150MHz/400MHz帯
・出力:1W~50W
・入力電源:DC-48V/DC-24V/DC13.8V/AC100V/AC200V
・制御方式:IP

・ネットワーク種別:10BASE-T/100BASE-TX

・通信プロトコル:UDP/IP、TCP/IP
・外形寸法:幅260mm、奥行260mm、高1800mm

・無線部・電源部の冗長化
・オプション基板の実装で機能拡張が可能
・遠隔制御器(リモコン)接続 最大8台
・警報接点出力
・ユニット構造による高メンテナンス性

 

■オプション基板増設による追加機能

・監視制御機能

・音声遅延機能

・周波数同期機能

その他ご要望があればご相談ください。

 

■空中線関係

空中線関係の納入も可能です。

・空中線(アンテナ)

・空中線共用器

・同軸避雷器

・バンドパスフィルター

・バンドエリミネーションフィルター

その他特殊なフィルタ等もお問い合わせください。

 

■現地作業他

各種作業の実施が可能です。

・技術基準適合証明取得

・登録点検

・現場調整試験

・納入後の保守点検

・センドバック方式での修理対応