ダムテレメーター・放流警報システムについて

ダムテレメーター・放流警報システム

ダムテレメーター・放流警報システムはダムの安全管理・運営には欠かせない設備です。

ダムの雨量、水位の測定データを、無線回線を利用してダム管理事務所に伝送し、電力会社や自治体がそのデータを元にダムの安全管理、運営を行っています。ダム管理事務所にはダムテレメーター親局が設置され、ダム下流の子局には雨量計や水位計が接続されています。親局から子局に対して定時観測を行い、水位・雨量などのダムの情報収集を行っています。親局と子局の設置距離が遠い場合は、無線電波が届かないため、ダムテレメーター中継局を間に設置し、データ伝送を行っています。

ダム放流警報システムでは、ダム放流時の河川水位上昇のため川沿いにいる人が巻き込まれるなどの事故を未然に防ぐため、サイレンやスピーカー放送などで地域住民に事前にダム放流を周知するシステムです。また、定時放送でも注意喚起を行っています。

大日電子ではダムテレメーター・放流警報システムのご提案、設計製作を行っております。もちろん現地調整も実施可能です。

ダムテレメーター・放流警報システム｜標準的なダムテレメーター・放流警報システムの構築例