【ダムテレメーター・放流警報装置　操作卓】

本装置は、ダム放流時の増水による災害を未然に防ぐために設置する放流警報システム

において、ダム放流警報装置及びテレメーター観測局に接続し、操作を行うための装置

です。デスクタイプの操作卓です。機能についてはユーザー様の仕様に合わせて製作いたします。

ダムテレメーター・放流警報システムについて詳しくは下記のリンクよりご覧ください。

ダムテレメーター・放流警報装置システムについて

【機能一覧】

・打合せ通話：本装置の操作盤から有線・無線警報装置及び雨量観測装置との通話

・警報局制御

・警報局順次制御：全警報局をタイマー設定時間に従い、あらかじめ定められた順序で制御します

・一斉制御：全警報局を一斉に制御します

・全局制御：局間タイマーを設けず、全警報局をあらかじめ定められた順序で制御する方式

・個別制御：任意に選択された警報局１局のみを手動制御する方式

・サイレン吹鳴：警報局に予め定められた吹鳴パターンによるサイレン吹鳴

・擬似音吹鳴：警報局に予め定められたサイレン吹鳴パターンによる擬似音吹鳴を行います。

・マイク放送：本装置のハンドセットから音声を送話することにより警報局で拡声放送を行います。

・マイク放送停止：マイク放送を停止する制御を行います

・アナウンス放送：放流警報装置に録音されている音声により放送を行います。

・組合せ制御：放流警報装置にて設定された制御の組合せで警報局を制御します。

　例）アナウンス（事前）－疑似音吹鳴　－アナウンス（事後）放送

・点検：警報局が放送可能な状態にあるかを点検します。

・夜間減音中：夜間時に放送音を小さくし放送をします。

・警報局状態：警報局状態表示の表示設定で警報局番号を選択すると、選択された局の警報局状態（局情報、サイレン情報、アンプ情報、スピーカ情報、現在情報）が表示されます。

・観測時間間隔：テレメーターの観測間隔が設定されます。

・受信異常：テレメーターの観測後に異常があった場合、受信異常表示（赤色ＬＥＤ）が点灯し、ブザーが鳴動します。

・無線機情報：放流警報装置に実装されている無線機の状態を表示します。

・装置異常：放流警報装置または雨量観測監視制御装置との通信が異常時に点灯します。

その他ユーザー様の特殊仕様などございましたら是非ご相談ください。

【寸　法 】

約Ｗ６３０ｍｍ×Ｈ１０５０ｍｍ×Ｄ１０００ｍｍ

　※装置仕様によって異なります

【ダム放流警報装置インタフェース】

・受信音声信号入力　　  －８ｄＢｍ±３ｄＢ／６００Ω

・送信音声信号出力　　  －８ｄＢｍ±３ｄＢ／６００Ω

・シリアル通信規格             ＲＳ－４２２

・ボーレート         ３８４００ｂｐｓ

【テレメーター観測装置インターフェース】

・受信音声信号入力　　  －８ｄＢｍ±３ｄＢ／６００Ω

・送信音声信号出力　　  －８ｄＢｍ±３ｄＢ／６００Ω

・シリアル通信規格             ＲＳ－４２２

・ボーレート         ３８４００ｂｐｓ