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無線局電波伝搬シミュレーション

大日電子では、専用ソフトを用いて無線局のエリアシミュレーションを行なっております。
対象の無線局はアナログ・デジタル業務用無線で、周波数は60MHz/150MHz/400MHzです。
お客様が無線局を検討される際、シミュレーションにより最適な無線システム設計のご提案が可能です。また、既設局の電波干渉など各種課題に関するシミュレーションサービスもご提供しており、迅速な原因解明および対策にお役立ていただいております。

従来の方法に比べて低コスト・高効率

従来、無線局の電波が届くエリアを確認したい場合は、人員を割いて何十カ所もの電測と机上での専門的な計算を行う必要がありました。この方法ではコスト・時間ともに大きな負担がかかっていましたが、専用ソフトを用いることで格段に効率が上がり、コストも時間も大幅に削減することができます。

「無線局電波伝搬シミュレーション(エリアシミュレーション)」とは

山や海などの地形条件を踏まえ、無線局の電波が届くエリアをシミュレーションし、地図表示します。さらに、地点間の電界値の数値予測ができます。
視認性に優れているため、各部署への共有やプレゼンテーションも非常にスムーズです。

▲【エリア計算結果の表示例】無線局エリアの受信電界値を地図上に重ねてカラー表示します。広域に対応しており、確認したいエリアを自由に指定することができます。

こんな時に役立ちます

「無線局電波伝搬シミュレーション」は
・無線局の新設時、移設時
・アンテナ交換時
・難聴エリア発生時

などにおいて大いにご活用いただけます。

Case1.「無線局の置局場所の検討をしたい」

無線局の新設や移設において、置局場所、アンテナ種別などをご検討される際、シミュレーション上で無線局の場所、周波数、出力、アンテナ種別(アンテナの種類・設置高・方向など)の条件を変更し、電波が届く範囲を地図上で確認することができます。
条件を細かく変えながら複数パターンをシミュレーションすることにより、複雑な計算をせずとも最適な無線局の設計立案が実現します。さらに、シミュレーション資料により総合通信局への免許申請も円滑になります。
また、アンテナ交換の際の感度シミュレーションなども可能です。案件の大小にかかわらず、お気軽にご相談ください。

Case2.「雑音や不感地帯の発生を解消したい」

複数の無線局の電波が重なるエリアでは、音声歪みが発生し難聴が問題となることがありますが、その場合も問題の顕在化および対策に「無線局電波伝搬シミュレーション」が役立ちます。
複数の無線局エリアを地図上に表示させ、電波の重なり(オーバーリーチ)を“”見える化”しますので、原因の検証も、対策を要するエリアの特定も容易です。

無線システムに関するソリューションは大日電子へお任せください

大日電子では、お客様に確度の高いデータをわかりやすく迅速にご提供するためにこのシミュレーションを活用していますが、シミュレーションだけではなく実際に現地を訪問して電界強度を測定する実験も行っております。
また、大日電子は無線システムメーカーとして豊富な無線のシステム設計の無線システム実績を有し、総合通信局への免許申請の代行も行っております。お客様のご要望やお困りごとに応じた無線システムソリューションをご提供することができますので、無線に関してご検討の際はぜひお声がけください。